本日のスーパームーン

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 9月28日の皆既月食は、イスラエルの仮庵祭と重なる歴史上初のスーパームーンです。「仮庵の祭り」は、紀元前13世紀にヘブライ人がエジプトから脱出し、砂漠を40年間彷徨ったときに、砂漠の暑さを逃れて仮設の小屋を建てて住んだとこ ろからこの祭りが始まりました。砂漠で過ごした40年間を記憶するために、庭先やベランダに仮庵を建ててその中で食事をしたり、人によってはそこで寝て祝 いを味わいました。荒野から解放された事を記念する祭りでもあります。皆既月食とは、太陽と月の間にちょうど地球が入り込み地球の影が月にかかることによって月が欠けてみえる現象です。この皆既月食が4回連続で続く現象をNASAはテトラッド(Tetrad)と呼んでおり、これは過去500年間に3回、過去2000年の間でも8回しか起きていない、西暦が始まって以来の極めて稀な現象です。今世紀中はもう起こらない最後のテトラッドです。

2014~2015年の間に、日食2回と月食4回。計6回もユダヤの祭の日に起きるというのは、なんとも奇妙な話です。2014年からスタートした一連のテトラッドは、過越祭/仮庵祭/過越祭、そして最後が仮庵祭です。全てイスラエル/聖書の重要な祭り一致しました。

【1回目】 2014年4月15日 ユダヤの「過越の祭」初日にあたる重要な日、皆既月食が起こる

【2回目】 2014年10月8日 ユダヤの「仮庵の祭」の前夜祭の日、皆既月食が起こる

【3回目】 2015年3月20日 「ユダヤの宗教暦の新年」の前日、皆既日食が起こる

【4回目】 2015年4月4日 「過越の祭」初日、皆既月食が起こる

【5回目】 2015年9月13日 「ユダヤの政治暦の新年」の前日、日食が起こる

【6回目】 2015年9月28日 ユダヤの「仮庵の祭」の初日、皆既月食が起こる

現在NASAが発表しているテトラッドが起こる日付はこの春に既に起こったものを含めて、2014年 4月15日、2014年 10月8日、2015年 4月4日、そして明日の2015年 9月28日です。

過去の例を見ると、「イエスキリストの磔刑」、「イスラエル共和国の建国」、「聖地エルサレム占領」と、ユダヤの大事件が起こった年には、ユダヤ教の祭礼の日に日食と月食が連続して6回以上起こっているのです。

この過去500年の間に起こった3回のテトラッドの期間の歴史を見ると、偶然にもユダヤ史の重要な出来事が起こった年と符合します。

1493年: スペイン・カトリック教徒によってユダヤ人追放が行われた
1949年: ユダヤ人国家のイスラエルが建国
1968年: アラブ=イスラエル間の6日間戦争で奇跡的な勝利をイスラエルがおさめ、エルサレムを管理下に置いた

 

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